2010年02月20日

スクービードゥー『Royal−Funk−a−lismo〜LIVE at 日比谷野外音楽堂』

 昨年タワーレコードの新作棚に陳列されていたアルバム『SPARKLE』をなんとなく購入して以来、スクービードゥーにどっぷりはまってしまったアタシ。その後、ライヴ盤『LIVE CHAMP〜A BEST OF SCOOBIE DO~』を聴いてさらにはまり、で、先日、その映像版となる2枚組みDVD『Royal−Funk−a−lismo〜LIVE at 日比谷野外音楽堂』を鑑賞したんだけど、これがまあじつに素晴らしい内容だったんで、誰一人読まないのをむろん承知で感想を書いてみることにするわ。

 そもそもこの日のライヴはバンドの活動10周年を記念した公演。なので、メンバー各人も気合たっぷりの演奏を繰り広げているのは当然として、なにより改めて感銘を受けたのがバンドの演奏がとっても上手なこと。
 とくに、バンドのリーダーでメイン・ソングライターでもあるマツキタイジロウのギターが圧巻! 
 とにかく演奏のバリエーションがじつに豊富なの。ロック、ファンク、ジャズ、R&B、レゲエといった様々なジャンルの音楽を血肉にしているのがよくわかるファンキーでロッキンでメロウな演奏が最高よ。きっとマツキタイジロウのギターを耳にしたら、ファンクが好きな人間も、ロック・ファンもジャズ愛好家も、はたまたR&Bやレゲエが好きな輩にしたって誰もが感嘆の声を上げるに違いないわ。

 あと、このマツキさんったら、ステージ上の立ち振る舞いが控え目な感じなのがまた素敵。って書くとなんだか消極的で観ていてつまんないんじゃねーか?と想像してしまうお前らがいるかもしれないけど、そうではなくて、水を得た魚のようにギターをかき鳴らす姿からは、リーダーなんだから目立とうとかいかにもロッカーっぽく気取ったりするんじゃなしに、ただただ最高のサウンドを鳴らしてお客さんを楽しませたい、という音楽に対するまっすぐな心意気が感じ取れるの。その様は、まさにギター大好き少年がそのまま大人になったかのよう。マジで惚れたわ。

 でも、このライヴの本当のMVPは、当日会場に集まったお客さんと、そのお客さんの姿をハンディカメラで映像に捉えたスタッフさんたちかもしれないわね。酒を飲みつつ体全体を使ってめいっぱい踊る男子、「最高最高!」とステージに向かって高らかに声援を浴びせる女子、傍らで会場内の通路を所狭しと駆け回る子供と、そんな光景を寝っ転がりながら笑顔で眺めるおっさん……開放感に満ちあふれた本当に生き生きとした表情をしているお客さんたちの姿にこっちまでニコニコしっぱなしになっちゃったわ。音楽DVDは数あれど、観ている人間をここまで幸せな気持ちにさせてくれる作品はそうはないと思うわ。

 
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posted by とんち番長 at 23:16| Comment(2) | TrackBack(0) | 音楽を聴く | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月23日

なさけない&はずかしい

 先日のリキッドルーム公演へ行った翌日、近所のコンビニへ行き、「HOLIDAY INN BLACK」なる来月開催されるライヴ・イベントのチケットを購入してきた。

 当日出演するバンドのひとつであるモーサム・トーンベンダーが観たい僕と、モーサムのCDを貸したらえらく気に入り、かつまた、おなじく同イベントのラインナップに名を連ねている『9mm Parabellum bullet』なる、今売り出し中のロック・バンドのファンである友人との間で意見が一致し、もともと行くことがほとんど決定していたのだが、いつのまにかザゼン・ボーイズの出演も決まっていたとあって、これはどうしたって行かないわけにはいかない。
 ようやく新体制のザゼン・ボーイズをこの眼で拝めるとあってとても楽しみだし、おまけにモーサムだって出るのだ。大型フェスを除けば、ザゼンとモーサムがこういう形で、同日に、おなじステージで演奏するのは、はじめてではないだろうか。

 両バンドで思い出すのは、あれは5年ほど前だったろうか。当時向井秀徳が率いていたバンドであるナンバーガールと、現在と比べてまだまだ知名度が低かったモーサムが、まさしく同じステージで演奏を果たしたライヴ・イベントのことだ。
 その日こそ、当時ナンバーガールに入れ込んでいた僕にとって初ナンバーガール・ライヴであり、と同時に、モーサムの音楽をはじめて耳にし、魅了され、そして後日、彼らのCDを購入することになったのである。

 そういった意味で、両者の共演は、というか同日おなじ舞台に立つだけでべつに「共演」はしないだろうが、ともかくなんだか感慨深いものがある。
 
 友人が絶賛し、CDも聴かせてもらった「9mm〜」なるバンドは、なかなかにキレがある演奏、リズム隊もかなり凝った感じだったので、こちらも注目だ。ヴォーカルの人の声にさほど迫力を感じなかったというか、若干好みとは違う感じがしたが、ナマの演奏を観れば印象が変わるかもしれないし、変わらないかもしれない。

 それにしても、ライヴを知り合いと観に行くことに、いまだ馴れない。ライヴが行われているまさにその最中、
 
 「一緒に来たこの人(友人とか知人とか)は、楽しめているのだろうか」

 と、べつに僕が舞台で演奏しているわけでも、ましてやその日のライヴを主催しているわけでもないのに、なんだか気になってしまう自分がいるからであり、馬鹿としか言いようがないし、なるべくライヴに集中しようと思うのだが、じっさい気になってしまうのだからしかたがない。
 
 しかしそれよりも厄介なことは、ライヴの最中、「わあ!」だの「ギャー!」だの「フォー!」だの「うぽ!」だの「ぬべら!」だの奇声を上げながらノリノリにはっちゃけている自分の姿を、知り合いに見られたくないことだ。
 ついでに、おなじように知り合いがノリノリにはっちゃけている姿を僕は絶対に見たくなく、じっさい「わあ!」だの「ギャー!」だの「ずべ!」だの「ごぶへ!」だの奇声を上げながら大騒ぎしている「奴」をライヴの最中に運悪く目撃してしまったことがあり、そのときは一気に現実に戻されたというか、単刀直入に言うと、萎えた。

 もちろん、我々はミュージシャンのライヴをまずなによりも観に来たのであり、ライヴの最中に友人とか知人がどうはっちゃけようと僕が知ったことではなく、友人・知人だって同じ考えだろう。というか、わざわざそんなことを考えたりさえしないのかもしれない。そんなことはわかっている。わかっているが、ダメなのである。他人の眼など一切気にしないような人間や、会話の語尾に「でやんす」とか「パーでんねん」
とか必ずくっつけるような、なんかそういう普段からひどくおどけた感じのキャラである輩などは、ライヴでの醜態を友人とか知人に見られようがどうってことはないのだろうが、僕はダメなのだ。見られたくないし、見たかないのである。

 ライヴとは非日常的空間である。僕もすこぶる高まったテンションで、普段では絶対しないような行動をやらかしているだろうことは、容易に想像できる。そういった行動は、絶対に友人や知人に見られてはならない。

 だからライヴが開演し、バンドのメンバーらが舞台に登場してきた刹那、ぎゅうぎゅう詰めで大騒ぎしている客らにまぎれて、隣り合っていた友人・知人から、わざと離れるのだ。
 長年のライヴ観覧で僕が身につけた、高等技術である。
 まあ、この「高等技術」を実践しているときの僕が、傍から見れば一番滑稽なのかもしれないが。
posted by とんち番長 at 13:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽を聴く | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年04月15日

スクール・オブ・ロック〜『レコード屋の店員と上手に友達になる7つの方法』

 ようやく本格的に春めいた季節となってまいりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。私と言えばそうですね、こないだ家の裏庭に全身登山服みたいな格好をしたおじさんが小刻みに震えながら、たしか10分くらいでしょうか、ずーっと念仏を唱えておられましてですね、「ああ、春だなあ」と、身に沁みて実感したりなんかもした今日この頃です。
 
 さて、それはそうと、春といえば新たなるチャレンジの始まりの季節ですね。今年から学業を開始される皆さまは未知なる学校という場へ、学業を継続された皆さまは次なる学年、もしくは次なる学校へと進み、また学業を無事お務め終えられた皆さまは未知なる就職という門出へ歩まれるという、そんな季節と相成りました。まあ皆さん死なない程度に頑張ってほしいところですが、そんな方々のなかでもとくに学生の皆さまは、新たに関わることになる人間社会のなかで「はたしてちゃんと友達ができるだろうか」なんて、ご心配されているかたもおそらく多くおらっしゃられるのではなかろうかと思われます。
 
 そういった不安を解消するのに最適なものが「共通する話題」です。たとえばそれは「テレビ番組」だったり「映画」だったりあるいは「芸能人」だったり、こういった自分の贔屓にしているジャンルの話題を足掛かりにして、最初はぎこちない間柄だったクラスメイトともやがて親しき友となってゆく――とまあ、これが友人を作るためのオーソドックスな手段にしてもっともな理想形と申せましょう。もちろん、本HPをご覧になってくださっている皆さまの多数がご贔屓にしていらっしゃいましょう「音楽」についてもそれが同様であるのは言うまでもなく、もし万事が上手くゆき、新しくできた友人と音楽の話題で花を咲かせられる、などという結果になりましたら、それこそ至福の喜び以外のなにものでもありますまい。
 
 そんなチャレンジャーで音楽好きの皆さまに朗報です。
 
 や、ほら、レコード屋の店員っているじゃないすか、あいつらと友達になったりすっとですね、普通の友達なんかより音楽の知識が深いのはもちろんのこと、レコードの新譜情報について教えてくれたり、さらには商品の値下げまでしてくれちゃったりなんかと、まさに至れり尽せりなのですね。そこで今回は、「レコード屋の店員と上手に友達になる7つの方法」なんてのを皆さまのために教授したいと思います。ぜひ以下の方法を実践して、夢のマッスル・ブラザーズへの仲間入りを果たしてくださりますれば、これ以上に勝る喜びはありません。

『はじめに〜』
さて、早速その方法をレクチャーしたいと思う私なのですが、その前に、レコード屋の店員はその店によって様々な人種がいるということを皆さまご存知でしょうか。

●『タワーレコード』『HMV』タイプ
オシャレタイプ
★オシャレでイケてて頑張り屋な店員
好きな音楽〜アヴリル・ラヴィーン、ネリー、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン、オレンジレンジ、LIV等
口癖〜「渋谷」「裏原」「下北」「ファッキン・ライト」

●『ディスクユニオン』『レコファン』タイプ
文学的タイプ
★音楽にことさら強いこだわりをもつ、ちょっと文学的な店員(自分もバンドをやっている)
好きな音楽〜キング・クリムゾン、ピンク・フロイド等のプログレ全般(ジャーマン・テクノ、ソフト・ロックを好む者も多数)
口癖〜「えっ、お前オアシスなんて聴いてんの?」

●『新宿西口あたりにあるマニアックな店』タイプ
新宿西口タイプ
★コワモテ風で、どことなく味のあるオヤジ店員
好きな音楽〜ボブ・ディラン、ドアーズ、クロスビー・スティルス・ナッシュ&ヤング等、オールド・ロック全般のみだが、唯一、美空ひばりだけは認めている
口癖〜「最近のロックは駄目だねぇ〜」

●『ブックオフ』タイプ
悲
★なんか臭い店員
好きな音楽〜「アニメソング大全集」、「アニメソング・ベスト50」、TWO−MIX、ZARD等
口癖〜「いらっしゃいませこんばんはー」「なにかお売りできる本やCDなどございましたらぜひ当店までお持ちください」

 …と、こんなような感じでして、このなかから自分が友達になりたいと思うタイプの店員を事前に選んでから下記のほうへと読み進めていってください。

@ロックTシャツを着て店に行く
さあ、いよいよここからが実践編です。まず最初のこの方法ですが、ミュージシャンのロゴなどがプリントされた、いわゆるロックTシャツを、『アイアン・メイデン』『イエス』『ヴァン・ヘイレン』といった感じで、ア行からワ行まで毎日順に着てレコード店へ出向きます。すると、いつの日か「お客さん○○のファンなんスか!?僕もっスよ〜!!」と店員が必ずや声を掛けてきますので、その瞬間から二人は固い絆で結ばれること必至です。しかしながら店員さんも人間、貴方がマントヒヒのようなしかめっツラをしておりましたら怖がって声を掛けてきませんですので、たとえ生理中だろうと人を殺したくてウズウズしていようと満面の笑みを浮かべていることが勝者への近道と申せましょう。

A手紙を渡す
21世紀今日現在このニッポンじゃ携帯メールなどというものが流行っておりますが、そんなご時世だからこそ人間味溢れるこの方法が有効。そのやり方はですね、「○時に○○駅で待ってます」なんていう内容をしたためまして、店に出向きお目当ての店員にその手紙を渡します。約束の時間に店員が来て、「友達からで良かったら」と言われたらしめたもの。あとはデートを重ねて徐々に親密な関係になってゆきましょう。ただし、あまり深みに嵌るのも禁物。「私のこと真剣に思ってるの?」なんて言われた時は適当に聞き流しておけばよいのですが、「できちゃったみたいなの」とかなんとか言われた日には取り返しがつかないことになってきますので、たとえナマは気持ちがよかろうと相手から安全日だと言われようと必ず避妊具は装着してほしいものです。なによりそうすることにより、快楽よりも大切な人生の真理を私たちはかくも学ぶことができるのかもしれません。そんなことはないのかもしれません。

B外人になりすます
「無愛想で近づきにくい店員さんだけど、友達になりたい。なんとかならないだろうか」なんてお嘆きの皆さん、ご安心ください。外人さん、とくに「来日まもない」それには、人間往々にして優しく接してくれるというもの――これを利用するのです。まず、ヘアカラーで髪を金色に染め、さらにカラーコンタクト、シークレットシューズ、つけ鼻、そばかす、ハンバーガー等を装着(携帯)し、見た目完璧な外人に変身しましょう。そのうえで、目的のレコード店へと参り、「ナニガナンダカワカラナイヨ」「ナンカ気付イタラココニイタヨ」と店内で呟きオロオロ外人ぶりをアピールしてください。いろんな意味で可哀想に思った店員が必ずや声をかけてきて、なんだかわかりませんが、即、友達です。

Cエロ本をあげる(男子店員のみ※一部を除く)
喜
きっとこんな顔をして喜んで友達になってくれるでしょう。

D裏ビデオをあげる(同上)
喜
心なしか先程より20%増しぐらいの笑顔を浮かべつつ友達になってくれましょう。

E相撲を取る
「相撲」→「接戦の末、引き分け」→「2人野原に寝っ転がる」→「なかなかやるじゃねえかお客さん…(店員)」「アンタもな…店員さん(貴方)」→「固い友情で結ばれる」となるので頑張ってください。

F素直に「友達になってください」と言う
いろいろと提案してきましたがいろいろもめんどくさいという貴方は、ストレートにこう言っちゃいましょう。「それはちょっと単刀直入過ぎやしないか」なんて訝っているかたもいらっしゃいましょうが、先日『anan』の『友達になりたい人アンケート』で、「ぶっちゃけ、『友達になってください』っていきなり言ってくる人と友達になりたいよねー、マジで〜」との回答がなんと全体の99%にも登ったと発表されたのです。もちろん実際は嘘なので本当にやったら相手に気持ち悪がられること必至ですが、そうは言いましても、少々強引な手を尽くしてこそ真の男が辿る道と言えやしませんでしょうか。むろん、私は言えないと思います。


posted by とんち番長 at 20:40| Comment(2) | TrackBack(0) | 音楽を聴く | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年09月07日

荒ぶる日本のとんちシングルCDたち〜その2

 先日にて、とんちシングルCDを再度発掘するため板チョコ型中古シングルCDが大量に販売されておりました古本屋にまたしても参ったのですが、以前参ったときは店内にて陳列されておりましたシングルCDどもはあろうことか店外の棚中に追いやられ、さらには最大で『500枚〜1000枚で2000円』というアバウト過ぎる価格が提示されておりビックリ仰天という、もうどうでもいいから早いとこ持ってってくれ的なお店の投げやりさが否が応にも伝わってくる悲しすぎる惨状となっていたのでした。
 
 しかも、その棚中には斜めになって置いてあるのがあるわ、崩れ落ちそうになっているのもあるわで、実に無造作かつてきとーな感じで陳列、というか放っぽり投げられており、さらには店外に放置状態で陳列されているため日々の雨風にさらされたのでありましょう、ジャケットは埃&雨まみれでふにゃふにゃのしわしわだわ、肝心かなめのCD本体が入ってないのもあったりわで、もはや紛れもない『ゴミ』同然の扱い。
 
 もーね、こりゃあ非道すぎる!
 筆舌に尽くしがたいモンがある!
 
 と。私は声を大にして言いたいわけなのです。
 
 まあ、たしかに当然の顛末ともいえますけれど、なんつったって出来の悪い子ほど可愛いという偉大なる格言もございます。そんなわけですから、とんちシングルCDをこよなく愛する者として『お宝』を本気出して必死こいて探しました。

 が! てきとーに見積もってもおそらく2000枚はあろうかというシングルCDの山の前でさすがの私も意気消沈、あまりの途方もない作業に開始から30分も過ぎるうちに気持ちが萎えてしまいまして、結局3分の1も目を通すことが出来ませんでした…。

 まあ、しかしながらですね、なんとか出来の良い息子&娘らをいくつか発見致しましたんでね、とくとご覧くだされば幸いでございます。

光GENJI
とりあえずこんなにも眩いばかりの笑顔を作る男子7人にこんな格好で笑ってよなんて言われましたら、悲しいはずのお葬式もなんだか愉快に迎えられそうな気が致しますから人間って素晴らしいものです。

光GENJI2
大変さわやかな佇まいでおらっしゃられておりますが、実際海辺にこんな格好の方たちがおりましたら間違いなく変態でありますので迷わず警察に通報された方が賢明かと思われます。

大沢くん
『まさか忍者がCDを出していたとは!』と思っていたら、先ほどのCDに写っておられました元・光GENJIの大沢さんでした。女優でご夫人の喜多嶋舞さんもこの勇ましいお姿を見て『この人なら大丈夫!』とプロポーズを受け入れたのでしょうね。

正輝
こりゃ正輝、完全にヤっちゃってますね。裏に94年発売と書いてあるのですが、94年といえばたしか聖子がジェフくんやらナニくんやらの白人ボーイズと不倫を繰り返しておられた時期ですから、正輝なりの聖子へのあてつけであることは間違いないっスね。で、最初は正輝のほんの火遊びだったんですけど、やがて正輝もこの女性の方も本気になってしまい、ついに正輝も聖子との離婚を決意したのでしょうね。

正輝譜面
ほんで、中を開いたら御親切にもこんなものが入っておりました。カラオケで歌うもよし、バンドでカバーするもよし、学校の音楽会で演奏するもよし、皆さん頑張って練習してください。

悲しげ人
こんな悲しげな表情で見つめられて購入しないなんて人間じゃないっスよね。

真司
このモジャ毛を拝見して漢の中の漢とはまさにこの方であるのを実感致した次第であります。最近の軟弱な男子に喝を入れるとともにヨン様なんぞに浮かれている御夫人どもに日本男児の素晴らしさを今一度説くとかなんとかな、そういう重大な役割を果たすと思われますので、皆さんもどこかで発見しましたら必ず購入致して枕もとに置いておくように!

RABBIT
とにかくもう凄すぎですね。当然ながら熱く煮えに煮えたぎったロック魂は十分過ぎるほど伝わってきましたが、この格好で街中を歩けと脅迫されたら私は迷わず自殺すると思います。

A-CHIEF
で、上のやつが色々と紆余曲折あって進化した姿がこれなんでしょうね。まあこの格好ならなんとか街中を歩ける、わけがないのは言うまでもありません。

ゆきネエシングル盤
いやあ、思わぬ邂逅とはまさにこのこと! なんと当HPで数回に渡り登場している兵藤ゆき姉さんのアルバムですが、そのアルバムからのシングル・カット盤を発見致しましたんですネー。アルバムと違ってこちらの方は残念ながらジャケットのインパクトがイマイチですがもちろん購入致しましたよ、そりゃあ。

 というかようなほどのとんちシングルCDたちでございましたんですけれどもね、肝心な中身のCDを一枚も聴いてないことについ今しがた気がつきまして、まあ今後も聴く気は一切起こりませんでしょうなってなことを再確認した今日この頃なのでした。
posted by とんち番長 at 01:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽を聴く | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年07月21日

荒ぶる日本のとんちシングルCDたち

 現在のシングルCDは、通称『マキシ型』というアルバムと同じ形のプラスチック製の入れ物にCDが封入されたものが一般的に流通されておりますが、ついこないだまでは板チョコのような形をした入れ物にシングルCDが挿入されておりましたのを、お若いみなさまはご存知でしょうか。

 ジャケットは縦長、ディスクのサイズは8センチのこのシングルCD・通称『板チョコ型シングルCD(いま勝手に名づけました)』は、以前どこかでうかがった話によりますと、なんでも我国日本独自で開発・流通されていたもので、そのコンパクトきわまりない形が受けたのでしょうか、シングルCDとして長らく栄華を誇っておりました。ですが、そのデザイン性もクソもあったもんではない不恰好すぎるデザインにようやく世の愚民どもも気付いたのでしょうか(そういえば、当時ユニコーンのメンバーだった奥田民生は、とある雑誌で『かっこ悪すぎ』と公然と批判しておりました)、たしか4、5年ほど前から全世界と同じようなアルバム型と同じ形、つまり通称『マキシ・シングル型』が流通されるようになったものなのでした。

 かくいう私も、あの形のシングルCDはどうも好きになれず、主流だった当時もその曲やアーティストを気に入ったとしても滅多に購入することはありませんでした。ですので、今日の現状は大変喜ばしいかぎりなんですが、過去に大量流通しておりましたそうしたシングルCDは、中古CDとして古本屋さんなどでその過ちを隠すかのようにごくごくひっそりと申し訳程度にダンボール箱なんかに無造作に詰め込み売り出されていたりするのです。実際、私が拝見しましたところ、もう殆どの古本屋さんでは取り扱われてなく、取り扱われてあったとしても20枚、あるいは30枚で100円なんてザラ、なかでもファンキーきわまりないお店では100枚600円、つまり1枚6円で売り出されていたりで、もう厄介者も良いところ、もう産業廃棄物扱いなのです。

 いや、これはさすがにあんまりではないでしょうか。

 仮にもアーティストのみなさまが心血を注いだ(と思われる)音楽CD、世に出るべくして出たのは間違いないはず、なのです。そんな確信とも言える想いに駆り立てられた私は、古本屋さんの片隅でゴミクズのように山盛りになった板チョコ型シングルCDを必死に漁りました。そして発見したのです。

 なんともとんちが効いたシングルCDたちを――。

 今回、この場を借りて、いくつかみなさまにご紹介いたします。

ZYYG
まずは軽いジャブでございますね。曲タイトルの意味がまったくもって意味不明なのは今さら言うまでもありますまい。

君が欲しくてたまらない
同じくZYYG。この明らかに実際はサウンド・チェックなぞしていない不自然きわまりないポーズがなんとも粋でいなせでありますし、右手のインチキ中国人みたいなかたが気になったりするのもIT社会がコントロール不能に陥りつつある世界情勢を如実に反映した現代人のアイロニー的精神構造とかのせいなのかも知れません。

100メガトン
とりあえず『100メガトン』という単位がどれぐらいなのか秋山教授に伺いたいと思いますので、氏の電話番号どなたかに教えてほしい私なのです。

リエスクランブル
文句なぞめっそうもございませんので行きませんですし、BAKAにしてるつもりも毛頭ございません。

どうして…
ほんと、どうしてこうなっちゃったんでしょうね。

BANZAI
こんなダンディな佇まいで見つめられましたら、こっちも素直にBANZAIするしかないっスよね、やっぱり。

BANZAI裏
これは先ほどの裏面、実際は表面なのですが、『あ、さっきのかた懲りずにまた出してたんだなあ』と思って購入して帰ってみたらじつは同じやつ、つまりうっかり同じCD2枚を購入してしまった私なのです。今思えば、このかたからの印税面からくるちょっとした呪いがかかっていたのかもしれません。

リンドバーグの人
どうでしょう。このあまりのインパクトに思わず手に取ってしまった私です。よく見ると、かのJポップバンドだかなんだかであられるリンドバーグのメンバーさんでした。何かの手違いで実のお子さまが古本屋で発見なさらないことを心の底から祈っております。

山本くん
『嵐になれ』ということですが、中身を開いたら歌詞が載ってるところに『演武指導:佐竹雅昭』と書いてありましたので、おそらく『お前らも空手やれ』ってことなのでしょうし、3曲目にカラオケ・バージョンが入っておりましたから、やはり『歌え』ってことなのでしょう。

にせビーズ
発売が95年となってまして、たしかB'zが大ブレイクした頃ですから、おそらくオーディションに行ったときにレコード会社かなんかのかたに『お前B’zのやつになんとなく似てるからやってみろ』とかなんとか言われて本人もその気になって出してみたのかもしれません。

 という、なんともとんちが効いているシングルCDたちでございました。というかもーね、この溢れんばかりのハチャメチャさがこの上なくロックなわけですよ、本気の話。今の時代のロックに幻滅されてるというみなさまは、ぜひこの『とんちシングルCD』を発掘して、その果てることなどないロック魂を大いに感じてみてはいかがでしょうか。
posted by とんち番長 at 01:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽を聴く | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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